車掌の仕事のメリット
どうも!今回は車掌の仕事のメリットは?
ってことについて書いてきます。
車掌の一日については前回のこちらの記事に詳しく書いてありますので読んでない人は是非読んでみて下さい。
では車掌に向いている人ってどんな人なんでしょう?
今回は私が実際に車掌として業務をしていた経験に基づきながらやりがいなどを交えながら書いていきます。
では本題に!
前回の記事でも分かるように車掌の勤務体系というのは1分単位で決められている。
これは運転士などにも同様に言えることだ。
列車(あえて電車と書かない理由についてはいつか述べます)は始発から終電まで365日運行をしているため、
普通のサラリーマンのように
09:00 出勤
12:00 昼休み(^◇^)
13:00 午後の勤務開始(;´Д`)
18:00 勤務終了( ◠‿◠ )
といった風にはもちろんすることができない。
なので前回の記事にもかいたように概ね1回の勤務で24時間拘束され、
その中で2日分業務をするといった風な感じだ。
また勤務が終わった日は非番といい、その日はもう仕事をせずに帰宅することができる。
とある一週間の一例をあげると、
4月1日 泊り勤務
4月2日 非番
4月3日 泊り勤務
4月4日 非番
4月5日 休み
4月6日 休み
4月7日 日勤
・
・
・
といった具合になる。
つまりこの週は、実際に出勤するのは3日間で
そのうち2回ある泊まり勤務で計4日分の労働をする。
そして1日は日帰り勤務を行い、合計で5日分の労働を行う。
非番の日は勤務が終了してしまえば自分の好きなように過ごすことができるので
前回の記事にも書いたようにスーパー銭湯にいってゆっくりしたり、
好きなラーメンを食べに行ったり、
パズドラやモンストに夢中になったり、
限界まで寝たりすることができる。
また非番・休み・休み・休み
といった風になれば実質4連休になるので海外に旅行に行ったりすることもできる( ;∀;)
こういった泊まり勤務があり、体感的に休みが多く感じるというのは鉄道会社ならではのメリットだと思う。
では、それ以外のメリットについて書いていこうと思う。
・1人で行う仕事なので人間関係のわずらわしさがない
・決められた時間、仕事をすればいいので残業が発生しにくい
・1日に乗務できる時間が決められているので休憩時間が多い
・乗務までの準備や移動も勤務時間に含まれるので実労働時間は少ない
といったことが挙げられる。
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・1人で行う仕事なので人間関係のわずらわしさがない
これに関しては想像できると思うが乗務は基本的に1人で行うので、
普通の会社のようにグループやチームで1つの仕事をすることはない。
もちろん点呼時や引継ぎなど、他の人間と全く関わらないわけではないが、
1日のうちに人と接する時間は1時間にも満たない。
しかし、ちゃんと手順通りきちんと仕事を行っているかを見るために
何の前触れもなく助役がチェックするために乗車してきたりすることある。
また某鉄道会社だと指導担当がわざとドアから足を出したり駆け込み乗車をして
ちゃんと安全確認を行いドア開閉を行えるかという抜き打ちテストのようなことを行う会社もあるそうだ。
・決められた時間、仕事をすればいいので残業が発生しにくい
前にも書いた通り、乗務員の仕事はその特殊性から1分単位で勤務時間が定められている。
つまり逆に言えば1分単位で勤務時間が決められているのでそれ以上の仕事をする必要がないということだ。
もちろん、人身事故や大雨などでダイヤ乱れが発生すれば予定していた勤務時間を超えて仕事を行うこともあるが
きちんと1分単位で残業代はつくので安心していただきたい。
また泊まり勤務が終了する時間帯は日中帯であることが多いため、
この時間になればラッシュの遅延なんかも元通りになっているので定時で上がることができる。
・1日に乗務できる時間が決められているので休憩時間が多い
これは各鉄道会社によって違いがあるものの、一定時間の乗務すると休憩を行うようになっている。
これは乗務員の集中力を欠くことの無いための配慮である。
通常だと2時間ほどの乗務を行い、30分~1時間程度の休憩を行うといったことを繰り返すパターンが多い。
・乗務までの準備や移動も勤務時間に含まれるので実労働時間は少ない
乗務までの時間や、駅までの移動時間、自分の乗務する列車が来るまでの待ち時間、折り返し乗車のための待ち時間など
実際に列車が動いていない時間というのが結構ある。
そういった時間ももちろん勤務時間には含まれているので給料は発生していることになる。
1日7~8時間の勤務だとすると、実際に乗務している時間は5~6時間ほどになる。
以上が車掌の仕事のメリットと言えるだろうか。
それ以外にも思いついたことがあれば、その都度追記をしていきたいと思う。
というわけで、長くなってきたので今日はこのへんで・・・。
次回は、車掌のデメリットについて書いていきたいと思う。