鉄道会社の給料事情
はーいにゃおっす!
昨日も今日も暑いねー。
そしてきっと明日も暑い!
四季を感じたり自然を感じれるのは保線の仕事の良いところでもあり悪いところでもある。
いわゆる工事現場や外で働く労働者は大雨や台風が来ると仕事が中止になったりするけど、
この仕事はむしろ真逆で大雨や台風が来るとなれば線路の緊急点検や現場確認などに追われて確実に現場に行くハメになるんだ。(基本的にはその日に詰所で内業をしている若手中心で)
もちろん会社から支給されているちょっぴり丈夫目?なレインコートを着て現場に出るんだけど
そんなのは気休めに過ぎなくて
ものの5秒で顔が濡れ(^◇^)
10歩進めば足元から浸水が始まり(^◇^)
1分経てば首元からも雨漏りが開始され(^◇^)
5分もすれば大量の発汗が始まり(^◇^)
そして警備や点検が終わるころには
マジで絞れるくらいに作業着がぐちゃぐちゃだし
詰所まで戻る帰りの車の中は、
くさい、くさい、くさいぃぃっ!!(特におじさん・・・笑)
雨の日に靴下までビチョビチョに濡れて玄関で靴を脱いだ時のオイニーの3倍くらい臭いと思ってくれればいいかな(特におじさん・・・笑)
しかも良くわからない職場のルールで勤務時間中はシャワーを浴びることが禁止されている。←は?笑
本当にこのルールは意味が分からない。
だって詰所内に強烈なオイニーを放ってる人(特におじさん・・・笑)いたら嫌じゃない?
まあ男しかいないし、鉄道業界っていうのは閉鎖的な会社で
結構昔からの意味不明なルールとか頭の固い人が多い会社だから仕方ないのかもしれないんだけどね。
鉄道会社って本当に頭の悪い会社だとつくづく思うんだ。
まあきっとこのブログを読んでくれている人の中には、
鉄道会社に就職したいって心から思ってくれている人や鉄道に関わる仕事ができれば何でもいい、
とにかく安定した仕事に就きたい!(これは私の志望動機)
って思ってる人がきっといると思うから入社してからのギャップを少しでも改善できるように、
そして決して表には出ない鉄道業界の真実について書いていきたいと思う。
かく言う私も鉄道会社の社員として日々働いているのだが入社前のイメージは、
- めちゃくちゃ稼げる仕事ではないが人並に給料はもらえそう。
- よく分からない仕事をするよりは社会のために役立ってる気がするからやりがいがありそう。
- 周りの人が知っている会社だから聞いたこともない会社に行くより全然よさそう。
- なんとなく仕事がぬるそう。
- 残業とか基本的になさそう。(あっても事故とか起きた場合だけ)
そして、
- 安定してるし家と会社の往復さえしてれば人並の人生が歩めそう!
って思ってたんだ。
これらについて解説していこう。
まずは給料について。
鉄道会社は年功序列に役職が上がっていく。
入社→指導職→主任→主務→助役(管理者)→現場長
ってステップアップしていくのがあってそれぞれの役職を3~5年ほど経験すると
昇進試験が受けられて受かると翌年度から新しい職名になっていくんだ。
ちなみに昇進すると毎月の給与は上がる(もちろん毎年定期昇給はある)
いくらくらい上がるかとか詳しいことはここでは控えさせていただく(一葉+英雄くらいかな 役職によって定期昇給は若干異なる)
残念なことに毎年諭吉が増えるというわけにはいかないんだ。
まあこれは助役になるまでの給与形態であって助役以上になるとまた管理者手当とかが若干もらえる。
今のヒントで大体の給与がわかるよね。
初任給が18万くらいだとすると40歳でもらえる金額は、
18万+(一葉+英雄)×20=30万
はい。
こんなもんです。
もちろんこれに若干の各種手当(夜間手当、特勤手当など)も入るけどこんなもんです。
大手鉄道会社の入社倍率は30倍を超えると言われているから入社難易度からすると
正直割には合わないと思うんだ。
もちろん鉄道に愛があって日々鉄道に関われるという何にも代えがたい幸せを感じられる人なら別だけど(私に鉄道愛は皆無)
次にやりがいがあるのかについてだ。
これも上記に書いた通りあなたが鉄道に対してどれだけの思いがあるのかでモチベーションが変わってくると思う。
もちろん鉄道会社の職種は多岐に及び、
駅員、車掌、運転士、窓口、改札などの営業系現業の職場。
電力、信号、通信、保線、土木、機械、建築、建設、車両、工事区などの技術系現業の職場。
不動産、まちづくり、ICカード、ショッピング、その他の支社や本社で行われる業務。
など日頃の利用者では意外と盲点になっているような職種まであり、もちろん各職種で採用を行っているし人事異動も多少はある。
採用試験の時に自分の希望した職種に配属されるのが一般的であるが、学生時代の経験などで可能性を見出され面接時に他の職種に興味がないかと聞かれることもごくまれにある。
また鉄道会社では横のつながりは皆無である。
(営業系と技術系はもちろん、保線と土木であっても実際は別会社であると感じるほど横のつながりはない)
横のつながりがないんだから電力の人間が鉄道を動かしているという認識があるかというとほとんどないのが現実。
(だって東〇電力の人とやってることは大差ない もちろん実際に違いは多々あるが)
というわけで営業系以外の職場の人間からすれば鉄道会社で働いているという認識はほとんどなく、
社会に役立っているという認識もほとんどなくモチベーションややる気を保てないというのが実際のところなんだ。
残りの鉄道会社の理想と現実についてはまた別の記事にてとりあげます。
というわけでみんなもこの暑い夏を乗り切ってね!