保線の仕事とは
というわけで今回は前回の続きの保線のお仕事について紹介していきたいと思います!
前回保線の仕事のメインについて
・巡視
・分岐器の検査
・レールの交換計画の作成
・軌道を直すための調査と工事計画の作成
があるって話をしてけど今回はそれぞれ具体的に書いていきますね。
巡視とは定められた周期で線路を点検することで、大きく分けて徒歩巡視と列車巡視の2つがあるんだ。
徒歩巡視とは実際に線路を歩いて悪いところを見つけたり、ボルトを締めたり交換したりするんだ。
まあこんな感じかな
まあこれは前にタイのメークロン市場に行った時の写真なんだけど、
みんなしっかり線路をチェックしてるね!笑
実際の巡視ってのは基本的に2人1組で見張役と人(列車が近づいたら教えてくれる人)と点検者で行うんだ。
もちろん列車がバンバン通過するところは終電が行ったあとの夜中に点検するんだけど
大体の場所は昼間でも入っちゃうんだ。
だからこれがまた結構危ないんだ!
100キロを超える電車が自分の真横を通過するときのスリルは半端ないし、
見張役の人がぼーっとしてたら電車が目の前に・・・
なんてこともあったりなかったり。。。
で、列車巡視っていうのは実際に列車(基本的には運転手のお隣)から線路を確認するんだ。
電車が好きなそこの君!
運転手や車掌にならなくたって運転席に入れるんだよ!
まあ実際仕事でやってると運転席に入ったからってどうってことはないんだけどね。。。
基本的には動揺ゴマ(小さなドミノみないなやつ)を立てて揺れを測定したり、
あとはぶっちゃけ体感でどの辺が揺れるのかを調べたり。
それと工事で線路がちゃんとよくなったのかを確認したりなんてことをするんだ。
分岐器(ポイント)の検査にも種類が色々あってそれぞれ測定する項目が違うんだけど、メインでやる検査は機能検査って言って
まあ名前からして分かると思うけどちゃんと機能してるかの検査なんだよね。
これを終電が行ってから始発までの間に20台近く見なきゃいけないこともあるから
常に時間との戦いで、ノロノロしてるとベテランのおじさんから罵声をあびさせられるなんてことも・・・(;'∀')
分岐器(ポイント)てなんとなくわかると思うけどこれね、
電車は好きな方に曲がったりできないからこれで方向を変えてあげてるのね。
あとレール交換計画の話と工事計画の話があったけどそれはまたの次回で!
別に引っ張ってるけどぶっちゃけ面白い話でもなんでもないし
興味のない人には保線の話なんて本当どうでもいいんだと思う。
まあそんな自分も保線なんてまったくをもって興味がないんだけどね(-_-)zzz
でわでわ今日はこんなところで。。。
ばいにゃっぴー(^^)